BLOG コーディング不要でInstagramタイムラインを表示させる有料 / 無料サービスまとめ4選
InstagramのタイムラインをWEBサイトやECサイトに表示させるには、Instagram Graph APIを利用する方法がデザインの自由度が高く柔軟に対応できる方法ですが、html / CSSの知識の他にJavaScriptやPHPの知識を必要とします。
コーディングの知識がないという方や、制作会社に依頼する場合にコストカットをしたい時の方法には、手軽にInstagramのタイムラインを表示させることができるサービスを利用する方法も検討できます。
それぞれのサービスにメリット・デメリットがありますので、目的や好みに合わせてサービスを選ぶ必要はあります。
この記事では4つのサービスをメリット・デメリットと合わせてご紹介します。
WordPressサイトの場合は、プラグインを使用するという選択肢もあります。
目次
デザインカスタマイズが豊富な「Instagram Feed」
Instagramのタイムライン表示に特化したサービスだけあり、グリッドやカルーセルなど豊富なレイアウトから選べ、ウィジェットの種類も豊富です(同社の他のサービスで他のSNSにも対応しています)
フリープランでもマージンやカラーなど細かく設定することができるのもポイントが高いです。
また、レスポンシブにも細かく対応しており、フリーのウィジェットでも1行あたりの画像数が自動で変化します。
好みが分かれる点としては、画像をクリックするとInstagramのサイトに飛ぶのではなく、同ウインドウ内にモーダルウインドウが開いて画像が表示される点です(モーダルウインドウの中には各投稿へのリンクボタンはあります)
フリープランを含め、4つのプランがあります。
主な違いは1ヶ月にウィジェットの表示される回数が、プランにより異なるようです。
Instagram Feed公式サイト
https://elfsight.com/instagram-feed-instashow/
「Instagram Feed」のメリット
- ウィジェットの種類が豊富(参考ページ)
- レイアウトテンプレートが豊富(参考ページ)
- カラーやマージンなど、細かいデザインの設定ができる
- レスポンシブ対応がフリーウィジェットでも優秀
- ハッシュタグタイムラインの表示ができる
- ウィジェット内の日本語表示に対応(27ヶ国語対応)
- カスタムCSSの使用可能
- フリープランがある(参考ページ)
「Instagram Feed」のデメリット
- フリープランはウィジェットの下にロゴが表示される
- Instagramの投稿ページに直接リンクしない
TwitterやFacebook、YouTubeにも対応している「snapWidget」
Instagramのタイムラインを表示させる有名なサービスで、InstagramだけでなくTwitter、Facebook、YouTubeにも対応しています。
ひとつのサービスを契約して、複数種のメディアに対応したい場合にメリットが多いと思います。
もうひとつの大きな特徴は、表示される投稿画像にショップページ(ECサイト)へのリンクを設置することができます。
購入へのスムーズな誘導ができますので、ECサイトを運用している場合にメリットが大きいです。
フリープランを含め、4つのプランがあります。
細かな違いはありますが、主だったところだとフリープランの場合は画像をクリックした先がsnapWidgetのサイト内にあるページにリンクされています。
snapWidget公式サイト
https://snapwidget.app/
「snapWidget」のメリット
- Twitter、Facebook、YouTubeにも対応している(参考ページ)
- ショップページへのリンクを設置できる(参考ページ)
- ハッシュタグタイムラインの表示ができる
- カスタムCSSが使用可能
- フリープランがある(参考ページ)
「snapWidget」のデメリット
- 画像をクリックしたリンク先がsnapWidgetのサイト内ページ(有料プランはInstagram投稿ページにリンク)
- グリッド表示がレスポンシブに対応はしているものの、フリーウィジェットは1行あたりの画像数が変化しない
ブログRSSフィード表示にも対応した「feedwind」
この記事で紹介している他のサービスと大きく違う点は、ブログのRSSフィードを表示できる機能です(どちらかというとRSSフィード表示がメインのサービス)
ブログのフィード表示も含めて利用したい場合には選択肢として考えられます。
その他にTwitter、Facebook、Googleカレンダーにも対応しています。
但し、Instagramフィードを表示させるレイアウトが2パターンしかなく、よく見かけるグリッド表示に対応していないのが残念な点です。
画像をクリックしたリンク先は、Instagramの投稿ページにリンクされます。
また、Instagramのフィードを表示させるウィジェットを作成する場合には、Facebookアカウントを使った認証が必要となります。
今回紹介したサービスの中で、管理画面が日本語に対応しているサービスです。
feedwind公式サイト
https://feed.mikle.com/ja/
「feedwind」のメリット
- ブログのRSSフィード、Twitter、Facebook、Googleカレンダーにも対応している
- 管理画面が日本語に対応している
- カスタムCSSが使用可能
「feedwind」のデメリット
- レイアウトが2パターンしかない
- Instagramウィジェット作成に認証が必要となる
- フリープランが用意されていない ※お試し期間あり(参考ページ)
- 一番下のプランはロゴが表示される
ECサイトへの誘導に特化した「Snapppt」
前述のsnapWidgetでもショップページへのリンクを設置できますが、SnappptはよりECサイトへの誘導に特化されたサービスです。
snapWidgetとの主だった違いは、画像をクリックした際に各商品のサムネイル画像も表示されECサイト販売ページへのスムーズな遷移を期待できます。
フリープランもありますが、設置できる数やタグ付けできる商品数に制限があります。
有料プランは$29.99〜と他のサービスに比べると若干高めの設定です。
Snapppt公式サイト
https://www.getsnapppt.com/shoppable-instagram-galleries
「Snapppt」のメリット
- ショップページへ誘導する機能が豊富
- 各アイテムごとに画像も表示される
- デザインレイアウトが豊富
- ハッシュタグタイムラインの表示ができる(有料プラン)
「Snapppt」のデメリット
- カラー変更は有料プランの契約が必要
- フリープランはロゴが表示される
まとめ
どのサービスにもそれぞれに痒いところに手が届く機能があるので、導入の際は「外せない必須の機能が何か」から切り分けていくと選定しやすいかと思います。
無料フリープランがあるサービスもありますが、やはり有料サービスを選んだ方が満足できそうな内容と感じました。
以下に各サービスの比較表をまとめました。
機能の比較表
サービス名 | 複数SNS対応 | デザインカスタマイズ | カスタムCSS | ハッシュタグタイムライン | 画像をクリックしたリンク先 | ショップページリンク | アカウント認証 | 無料プラン | ロゴの表示 |
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Instagram Feed | X | ◎ | ○ | ○ | モーダルウインドウ | X | X | ○ | 無料プランのみ |
snapWidget | Twitter、Facebook、YouTube | △ | ○ | ○ | 無料プランはsnapWidget内 | ○ | X | ○ | X |
feedwind | ブログRSS、Twitter、Facebook、Googleカレンダー | △ | ○ | X | X | ○ | X | 下位プランのみ | |
Snapppt | X | ○ | X | X | モーダルウインドウ | ○ | X | ○ | X |