BLOG カラーミーショップのWordPressプラグインで連携してわかった「できること」まとめ
カラーミーショップから公式WordPressプラグインがリリースされたので、早速使ってみました。
公式サイトだけだとわかりにくいところが多かったので、実際に使ってみてわかったことを記事にしてみました。
この記事を書いている時点での内容となりますので、予めご了承ください。
プラグインの説明に
「商品管理やショッピングカートの機能はカラーミーショップを利用することで、本格的なオンラインショップ構築をWordpressで行うことができます。」
とあったので、期待していたのは各商品やカテゴリーを独立したページとして構築できるプラグインなのかと思っていました。
ところが、インストールしてみてわかったことは、このプラグインは「1つの固定ページを使って、動的にカラーミーショップの情報を呼び出すプラグイン」ということでした。
詳しくは、この先をご覧ください。
目次
プラグインのインストールと設定方法
インストールと設定方法は、プラグインをインストール後の設定画面にヘルプがありますので、ここでは詳細は割愛します。
簡単に説明すると、カラーミーショップDevelopers(アカウントがない場合は作成が必要)でアプリケーションを作成し、必要情報をヘルプに沿って入力してWordPressサイトと契約中のカラーミーショップアカウントを連携させれば終了です。
設定前にショップページとして使用する「固定ページ」を先に用意しておくと二度手間にならずスムーズに設定できると感じました。
カラーミーショッププラグインを使用した時のページ構成
さて、冒頭でも書きましたが、このプラグインは1つの固定ページを使ってカラーミーショップの情報を呼び出してきます。
各ページのURLは下記のように割り当てられます。
結論から言うと、これらのページのうちで自由にレイアウトできるのは「商品ページ」のみになります。
- 商品ページ: https://ドメイン名/固定ページURL/?colorme_item=カラーミーショップの商品ID
- 商品カテゴリーの一覧: https://ドメイン名/固定ページURL/?colorme_page=categories
- 商品一覧(カテゴリー別一覧ページ): https://ドメイン名/固定ページURL/?colorme_page=items&category_id_big=xxxxxx など
- サイトマップ: https://ドメイン名/固定ページURL/sitemap.xml
商品ページに呼び出すことができる情報
商品ページには用意されたショートコードを使用して、カラーミーショップの商品情報を呼び出します。
呼び出すことができるのは、商品情報(商品名や価格など)、商品画像、商品オプション、カートボタン、テンプレートにレイアウトされている商品ページ。
各ショートコードにはパラメータが割り当てられているので、特定の商品を指定することなどもできます。
専用のページテンプレートを用意すれば自由度は高そうな印象です。
カスタマイズできないページ
その他のページは、プラグインをインストールしただけでは変更ができない仕様のようです。
商品カテゴリーの一覧
カラーミーショップに登録されているカテゴリーのリストが自動で表示されます。
自動で吐き出されるhtmlは、dlリストで構成されていますが、各要素にclassは割り当てられていません。
大カテゴリー名、大カテゴリーID、カテゴリー画像、カテゴリー説明、属する小カテゴリーが出力されます。
商品一覧
商品カテゴリーごとの商品一覧ページですが、こちらもdlリストで構成されており、各要素にclassは割り当てられていません。
商品名、価格、PC画像、モバイル画像、サムネイル画像、その他の画像、簡易説明、PC用説明が出力されます。
テスト導入してみたまとめ・今後に期待すること
現時点では、これまで通りにWordPress上で個別の商品ページを作成し、カートを導入する場合は「どこでもカラーミー」で対応する方が柔軟なサイト構築ができそうな印象でした。
「グループ」に対応したり、商品一覧やカテゴリーの一覧などの変更もできるようになってくれば、また違った構築方法が見つかりそうな気がします。
まだリリースされたばかりなので、今後にも期待したいと思います。