BLOG 「カラーミーショップの配送方法はどれがおすすめ?」にお答えします
近年のネット通販を利用する方の中では「送料無料じゃないの?」や「送料は安くないと買わない」といった風潮が広がる一方で、配送会社の料金は値上がりが続いています。
ネットショップ運営者には「送料問題」がついて回る昨今です。
実績があったり、大量の発送見込みのあるショップならば配送業者に交渉して特約を結ぶこともできますが、スタートしたばかりのショップや発送件数の少ないショップには難しいことです。
そんな状況の中でも送料を安くする方法がありますので、ご紹介します。
この記事を書いている2019年6月時点の情報となりますので、最新の情報はこの記事の一番下にある「参考ページ」のリンク先をご確認ください。
目次
A4サイズ 厚さ3cm以下ならクリックポスト
メール便発送ならば、クリックポストが値段とサービスのバランスが良いと思います。
もっと安いメール便サービスを利用していたこともありましたが、荷物の紛失や届け間違いなどが続いてお客様にご迷惑をかけてしまったことを機会に切り替えました。
今のところトラブルもないので、料金とサービスを考えると納得の配送方法です。
値段も全国一律185円と、同サイズが送れるレターパックライトよりも安いです。
クリックポストのメリット
ネットショップの配送にクリックポストを利用する場合のメリットと感じる点はこのようなところです。
- ショップ名で発送ができる(利用者情報の「氏名」欄を変更できる)
- 追跡サービスがある
- 申込み、決済、送り状印刷までがオンラインで可能
- 専用の封筒や箱がないので梱包資材を選ぶ自由度が高い
- ポスト投函で発送できる
- CSVで一括登録できる
クリックポストのサイズ制限
長さ:14〜34cm
幅:9〜25cm
厚さ:3cm以内
重さ:1kg以内
A4サイズ 厚さ3cm以上ならレターパックプラス
厚みがあってクリックポストが使えない場合は、レターパックプラスが次の選択肢になります。
全国一律510円で送れて、厚みの制限がないのもポイントです。
レターパックプラスの場合、受け取り時に受領印をもらうので、宅急便の代わりにも利用できる余地はあると思います(時間指定はできません)
宛名書きはクリックポストに比べると面倒ですが、宛名は手書きではなくタックシールでも大丈夫です。
専用封筒を買っておかなくてはならない手間もありますが、今はコンビニでも買えるので手軽になりました。
レターパックプラスのサイズ制限
長さ:34cm
幅:24.8cm
重さ:4kg以内
宅急便ならば、ゆうパックスマホ割
ゆうパックスマホ割は一般向けのサービスなのですが、割引額が大きいのでネットショップの配送方法として検討できます。
料金は通常のゆうパック料金よりも180円割引になり、前月までの1年間の間に10個以上の利用があると更に10%割引になります。
ただし、制限もあるので利用する場合は検討が必要です。
ゆうパックスマホ割のメリット
- ショップ名で発送ができる
- アプリ内で決済が可能
- 手書き伝票が不要
- 通常のゆうパック料金よりも180円割引
- 前月までの1年間の間に10個以上の利用があると更に10%割引
ゆうパックスマホ割を利用する際の検討事項
下記の条件が問題ないようでしたら、ネットショップでも利用するメリットが大きいです。
- 発送は郵便局への持ち込みのみ
- 専用スマホアプリからしか伝票作成ができない
- 1件ずつしか伝票作成ができない
- 一般のゆうパックしか利用できない
発送件数が多いならば、イプシロン配送サービス
カラーミーショップを利用していて、イプシロンの決済サービスをひとつでも契約していると使える特約です。
料金改定で以前のような割引額ではなくなってしまいましたが、初期費用と月額が無料で通常のゆうパック料金よりも安く発送ができます。
前述の「ゆうパックスマホ割」と比べた時の大きなメリットは、印字伝票システム(ゆうパックプリントR)が利用できることです。
発送件数が多い場合は、イプシロン配送サービスの方がメリットが多いと感じます。
但し、発送時に通常のゆうパック伝票が使えないので、郵便局に依頼して専用伝票をもらっておく必要があります。
イプシロン配送サービス ゆうパックの割引額
割引額は、荷物サイズと配送先の地方で異なります。
東京発送の60サイズで見ると、都内ならば通常料金よりも80円割引、北海道ならば180円割引になります。
遠くなればなるほど、サイズが大きくなればなるほど割引額が大きくなるので、配送先と荷物サイズで検討する必要はあると思います。