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Category: ECサイト
カラーミーショップを選ぶメリットとデメリット

弊社には10年以上のカラーミーショップサイト制作のノウハウがあり、これまでに様々な業種のサイト制作をご依頼頂いてきました。
また、自社ECサイトを運用しており、カラーミーショップを利用しています。
これらの経験から、少し踏み込んだ話も含めてカラーミーショップを選ぶメリットとデメリットをご紹介します。

デザイン面での制約が少なく自由度の高いサイト制作が可能

どのショッピングカートシステムにも一長一短がありますし、カラーミーショップに制限がないわけではありませんが、サイトデザインやカスタマイズの自由度が高いシステムに分類できると思います。
ショッピングカートシステムによっては、レイアウトの変更に制限があったり、HTMLの編集ができる箇所が限られていたり、細かく条件を指定して商品情報を呼び出すことができなかったりとショップテンプレート制作面での制約が多いシステムもあります。

カラーミーショップではHTMLとCSSを自由に編集することが可能(セキュリティが関連する一部ページを除く)ですので、完全オリジナルデザインでサイト(ショップテンプレート)を制作することができます。
少し技術的な話になりますが、HTMLファイルにカラーミーショップの商品情報を呼び出すタグやプログラムを追加する際に、SmartyやJavaScriptで様々な要件に対応可能です(呼び出すことができるテンプレートが限られる内容もあります)
簡単なHTMLを編集するだけでCMSに近い使い方ができるように工夫したテンプレートを制作することもできます。
ご希望が多いカスタマイズを紹介したページも公開していますのでご覧下さい。

複数サイトを運用している場合(カラーミーショップサイト以外にブログやブランドサイトなどがある)には、このようなカスタマイズができることもメリットです。

外部のブログの更新情報を表示できる

カラーミーショップサイトをメインサイトとしてWordPressのブログも運用する場合、テンプレートのカスタマイズを行ってブログの更新情報をショップテンプレート上に表示させることができます。
カラーミーショップには、ショップと同ドメインでWordPressが運用できるアプリが用意されていますが、このアプリを利用しなくてもWordPressサイトの情報を呼び出すことはできます。
WordPress以外で運用しているブログの更新情報にも対応可能です。

外部のサイトにカラーミーショップ上の商品情報を表示できる

カラーミーショップサイト以外に運用している店舗やブランドのサイトがある場合、オンラインストア(カラーミーショップサイト)の新入荷商品を自動で表示させたり、カテゴリー(グループ)の情報を自動で呼び出したりなど、外部サイトとの連携をさせることもできます。
呼び出すことができる情報はAPIの仕様の範囲となりますが、デザインやレイアウトは自由に制作可能です。
WordPressなどのCMSを導入したサイトの場合、外部委託せずにサイト運用できる幅が大きく広がります。

自由度の高い「商品説明」の入力ができる

一部のショッピングカートシステムやモール型ストアでは、「商品説明」を入力する箇所において文字数制限が少なかったり、HTMLが記述できないなど、制限が大きいシステムも見受けられますが、カラーミーショップでは商品に合わせて柔軟に対応できる「商品説明」の仕様です。
「商品説明」内でHTMLを記述することができ、文字数制限も「全角32,500文字」ですので大抵のケースで問題がないと思います。
簡単なHTMLの「入力支援ツール」も用意されています。

CMSで商品ページを管理することもできる

ショップ運用の効率化を図る為に、商品ページの管理を別のCMS(WordPressなど)で行うこともできます。
WordPressであれば「カスタムフィールド」などを使って、ショップに合わせた管理・更新が楽になる商品ページのシステムを制作することができます。

機能と利用料金を比較した場合のコストパフォーマンスの高さ

カラーミーショップに限らず、アプリやプラグインを導入して機能拡張できるショッピングカートシステムはいくつもありますが、有料の機能拡張が多いのでショップ運用費用の月額に影響を及ぼします。
ネットショップを運営する際の固定費(決済、梱包・配送を含まず)としては、
【システム利用料金】 + 【機能拡張などのオプション料金】 + 【独自ドメイン・SSL使用料】
となります。
複数の機能拡張を導入すると、比例して固定費も増えます。

機能拡張を導入する前の段階(標準の仕様)でどれだけの機能が用意されているかを運用コストと比較した場合に、カラーミーショップはコストパフォーマンスが高いと言えると思います。
多くの場合は「レギュラー」プランで問題ないと思います。

簡単に導入できる決済方法が豊富にある

カラーミーショップでショップ運用をする際に、決済代行システムは「イプシロン」を利用する場合が多いです。
定番のクレジットやコンビニ決済の他に、近年のニーズが高いAmazon Payや楽天ペイ、電子マネーをはじめとした多くの決済方法が導入できます。
決済方法の豊富さだけでなく、カラーミーショップと「イプシロン」の連携が強いので、設定が簡単にできるのもうれしい点です。
各々の決済方法により最低月額手数料などが設定されていますので、どこまでを導入するかの検討は必要だと思います。

サポートとヘルプが充実している安心感

カラーミーショップでは、電話とメールでのサポート、初心者にもわかりやすいマニュアルが用意されています。
日常の運用でわからない箇所については、カラーミーショップの運営会社のサポートを受けることができますので、初めて利用する方でも安心です。
テンプレートの編集以外については、大抵のことが解決できます。
弊社で独自カスタマイズを行った場合は、該当箇所について別途のサポートを行ったりもしています。

デメリット

フリープランについて

カラーミーショップには「フリー」「レギュラー」「ラージ」の3プランが用意されていますが、本格的にショップ運営するには「フリープラン」は物足りなさを感じます。
また、「フリープラン」は実装されている機能に制限がありますので、サイトを制作(テンプレートをカスタマイズ)する際にも影響が出る場合があります。

機能拡張について

カラーミーショップアプリストアで提供されている「追加機能アプリ」を除き、機能拡張ができないデメリットはあります。
しかし、制作者のノウハウが豊富であれば、カラーミーショップに標準で実装されている機能をうまく活用 / カスタマイズを行い、大抵のニーズには対応できると思います。

在庫管理やPOSレジの連携

複数のECサイトを連携させた在庫管理システムやPOSレジとの連携をご検討されている場合、カラーミーショップに対応したシステムが多くありませんので、事前に確認をおすすめ致します。

カラーミーショップを選ぶメリットとデメリットのまとめ

このようにカラーミーショップは、サイト制作の自由度(デザイン)、ショップオープン後の使いやすさ、運用コスト面、多面的に比較した場合にバランスが取れていてコストパフォーマンスが良いショッピングカートシステムと考えています。
記事内では全てをお伝えすることができませんが、制作をご依頼頂いた際におすすめする場合が多いショッピングカートシステムです。

カートシステムの選定(モール出店を含む)は、どのような目標で、何を優先させ、どこまでの機能が運用するショップに必要かを検討し、各々のシステムの特徴やメリット・デメリットを見極める必要があります。
また、ショップ運用において管理に係る時間をどれだけ効率化するかも重要な検討事項です。

弊社では、こういったカートシステムの選定段階からご相談頂くこともできます。
初めてネットショップを運営される方や、現在運営されているショップに課題を感じている方まで、お気軽にご相談ください。