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BLOG カラーミーショップとWordPressの連携についてまとめてみた

Category: ECサイト, WordPress
カラーミーショップとWordPressの連携についてまとめてみた

「カラーミーショップとWordPressの連携」という言葉を耳にしますが、「連携」の意味合いと方法はいくつかに分かれます。
こちらの記事で紹介する6つの方法はいずれも「連携」といえますが、その目的やメリットは異なります。

商品ページ(ショップ丸ごと)をWordPressで管理する

商品ページ(ショップ丸ごと)をWordPressで管理する

トップページ、商品詳細ページや商品一覧ページ、特定商取引法ページなど、全ページをWordPressで管理・サイト上に表示させる方法です。
カート部分のみ(受注・顧客管理含む)カラーミーショップを利用しますが、実質はWordPressで構築されたサイトになります。

この方法ですと、WordPressの利点を最大限に活かすことが可能です。
カラーミーショップでは、商品登録にあたり入力可能な箇所や形式に制限がありますが、管理画面をカスタマイズできるWordPressを利用することにより商品登録を効率化したり、商品ごとに表示内容やレイアウトを切り替えたりなど、幅広いカスタマイズが可能です。
商品ページを作り込みたい場合に有効な方法です。
また、ひとつひとつの商品ページでSEO(検索エンジン対策)を細かく設定可能なこともこの方法のメリットになります。
セレクト商品(仕入れ商品)を扱っていて、商品詳細ページに検索エンジンからの流入を狙う場合にも有効な方法です。

プラグインを導入してWordPressサイト上に商品を表示する

プラグインを導入してWordPressサイト上に商品を表示する

カラーミーショップ公式から配布されているWordPressプラグインを使用して、WordPressサイト上に商品情報を呼び出す方法です。
先程の方法と同じようにサイト全体がWordPressサイトになりますが、商品詳細や商品一覧は動的にWordPress上に表示されます。
商品情報の管理はカラーミーショップ上で行います。

動的に呼び出されることで個々の商品やカテゴリーで個別のページが作成されませんので、SEOの観点ではあまりWordPressの利点を活かせるとは言えません。
また、管理画面をカスタマイズして運用を簡単にできるというWordPressの利点や、商品ごとにページの要素やレイアウトを変えるといったことにも対応できません。
プラグインの導入だけで商品情報を手軽に表示させることはできるメリットはありますが、WordPressの利点を最大限に活かすというメリットは少ないと感じます。

カラーミーショップサイトとWordPressブログを同じドメインで運用する

カラーミーショップサイトとWordPressブログを同じドメインで運用する

カラーミーショップ「機能追加アプリ」の「カラーミーWPオプション」を導入して、ショップURLと同じドメインにWordPressブログを設置する方法です。
「example.com/apps/note/」のドメインにできる為、検索エンジンはカラーミーショップとWordPressブログが同一サイトと判断します。
これによりSEOに有利に働く可能性がありますが、「/apps/note/」のURLは変更できません。
また、月額5,500円がかかりますので、どの程度のメリットがあるかを考えての判断が必要です。
ランニングコストを抑えるという観点からは別の方法も検討できます。

2023年10月2日より、レギュラープラン以上のプランでは無料に変更となりました。

WordPressのブログとカラーミーショップサイトが同一サイトに見えるようにする

WordPressのブログとカラーミーショップサイトが同一サイトに見えるようにする

カラーミーショップサイトとWordPressサイトのデザインを統一し、実際には別々の2つのサイトを横断していてもサイトを観覧しているユーザーには同一サイト内を移動しているように見せることができます。
トップページ、商品詳細ページや商品一覧ページ、特定商取引法ページなどはカラーミーショップ上になります。
具体的には、ヘッダー・フッターやサイドバーなどの共通するパーツのデザインを同じデザインにし、WordPressブログ内のメニューのリンク先をカラーミーショップに設定します。
テンプレート側の対応のみで実現できますので、先述の「カラーミーWPオプション」を必ずしも導入する必要はありません。

WordPressサイトにカラーミーショップの商品情報を表示する

WordPressサイトにカラーミーショップの商品情報を表示する

カラーミーショップAPIを利用してWordPressサイト上に商品情報やカテゴリー情報などを呼び出す方法です。
例えば、自社ブランドサイトや実店舗のサイトを運営していて、そのサイト上に「オンラインショップの新着商品」や「取り扱いブランド(カテゴリー)」などを表示する場合に利用できます。
また、先述の「WordPressのブログとカラーミーショップサイトが同一サイトに見えるようにする」と合わせた方法で、サイトのトップページをWordPressで表示させ、商品に関するページはカラーミーショップを使用するといった方法も実現可能です。
参考ページがありますので、下のリンク先もご覧下さい。

カラーミーショップサイトにWordPressブログの最新記事を表示する

カラーミーショップサイトにWordPressブログの最新記事を表示する

カラーミーショップサイトのトップページなどに、外部のWordPressブログの最新記事を表示させることもできます。
テンプレートを独自にカスタマイズする方法と外部サービスを利用する2つの方法があります。
「カラーミーショップサイトとWordPressブログを同じドメインで運用する」場合や「WordPressのブログとカラーミーショップサイトが同一サイトに見えるようにする」場合にも有効です。
参考ページがありますので、下のリンク先もご覧下さい。

カラーミーショップとWordPressの連携まとめ

カラーミーショップの弱点のひとつである「SEOの細かい設定ができないこと」を補う為にWordPressサイトを併用することは有効な手段です。
どのように2つのサイトを連携させて運用をしていくかは、サイト制作の前にしっかりと検討する必要があると思います。
弊社ではカラーミーショップサイト制作もWordPressサイト制作も豊富なノウハウがございます。
「こんなことをしてみたい」からお気軽にご相談下さい。